Perplexity Pagesとは?ChatGPTとの違いや、発信者としての活用法をまとめてみた

✅ この記事でわかること
- Perplexity PagesとChatGPTの役割の違い
- Perplexity Pagesとはどんな機能か、仕組みと用途
- 実際に使って感じた正直な感想
はじめに|Perplexity Pagesって結局なんなの?
最近じわじわと耳にするようになった「Perplexity Pages」。
名前だけでは何のことかピンとこないし、「ChatGPTと何が違うの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
Perplexity Pagesとは、AI検索サービス「Perplexity」の中にある“情報まとめ機能”です。
テーマを入力すると、AIがインターネットから最新の情報を集めて、出典付きの構造化された記事を自動で作ってくれる、いわば「AIリサーチ+要約ツール」。
開発元はGoogleではなく、アメリカのスタートアップ「Perplexity AI Inc.」。
OpenAIやMeta、Quoraなどの出身者によって立ち上げられた企業で、現在はSoftBankからも出資を受けるなど、注目度が急上昇しています。
この記事では、このPerplexity PagesがChatGPTとどう違うのか?
そして実際に使ってみて感じた、「これ、いる?」というモヤモヤも正直に書いていきます。
Perplexity Pagesとは?仕組みとできること
Perplexity Pagesは、簡単にいうと「調べて・まとめて・ページにしてくれるAIアシスタント」。
テーマを入力すると、AIがネット上の信頼できる情報をリアルタイムで検索し、内容を要約して構成してくれます。
完成したページは、見出し付きのレポートやまとめ記事のような形になっていて、参考リンク(出典URL)付きで、そのまま共有可能。
他のAIツールとは一線を画す「裏付けありの情報共有」ができるのが最大の特徴です。
ChatGPTとはどう違うの?
ChatGPTとPerplexity Pagesの違いをざっくり言うと、こんな感じです:
- ChatGPT:学習済みの知識をベースに会話や創造的な文章を生み出す。自由度が高く、対話やストーリー、ブログ文などに向いている。
- Perplexity Pages:最新のネット情報を検索し、出典つきで自動要約したページを作る。調査・説明・裏取りに向いている。
つまり、ChatGPTは「考えてくれるAI」、Perplexity Pagesは「調べてまとめてくれるAI」。
どちらも強力だけど、使う目的が違います。
実際に以下は、Perplexity Pagesに「ChatGPTと何が違うか説明して」と入力して出てきた記事です。
内容が非常に整理されていて、読みやすく、信頼性も高いと感じました。
正直、他でもよくない?と思ったところ
実際使ってみて最初に思ったのが、「これ、ChatGPTとDeep Researchでよくない?」ということでした。
- 情報を集めて整理するだけなら、ChatGPTでDeep Researchさせた方が柔軟で自由
- リンク共有したいだけなら、Google検索してそのURLを貼るだけでいい
- Perplexity Pagesには「自分の考えを入れる余地がない」=ブログ的な使い方ができない
つまり、「自分で調べるのが面倒な人向けの調査メモ代行」にはなるけど、発信や収益化にはつながりにくい印象です。
じゃあいつ使うのが正解?
そんな中でも、Perplexity Pagesが活きる場面もあります。たとえば:
- 誰かに「これについて調べておいたよ」と共有する場面
- 自分の記事に客観的な裏取りを添えたいとき
- 引用元を明示したい時に“手軽な出典付きまとめ”として使う
便利だけど、飛び道具ではない──そんな印象でした。
まとめ|Perplexity Pagesは“使い所を見極めるツール”
Perplexity Pagesは「これ単体で稼ぐ」ようなツールではありません。
でも、情報の信頼性を上げたいとき、あるいは「とりあえず要点を整理したい」ときの下調べツールとしては十分使える存在です。
なんでもかんでもAIで解決できるわけじゃないけど、「便利だけど用途は限られる」という現実を踏まえて活用していきたいところですね。