“持たない暮らし”がまた流行ってる件|片付けと副業はけっこう相性いい説

※「断捨離」はやましたひでこ氏による登録商標(第5316001号)です。本記事では社会的文脈・背景説明の目的で使用しています。
数年前に流行った「断捨離」。あのとき一気に片付けブームが来て、関連本も山ほど売れて、テレビでも取り上げられて……で、気がついたらブーム終了。
──かと思いきや、最近また“捨て活”や“持たない暮らし”がSNSでジワジワ再燃しててびっくりした。「#1日1捨」タグとか、ふつうにまた伸びてる。
noteでも「ミニマリズム」や「シンプルライフ」タグが未だに何万件もあるし、やっぱりこのテーマは根強い人気なんだなと思う。ただ、昔みたいに「物を減らせば心がスッキリ」っていうだけじゃなくて、今の流行り方はちょっと違う。
捨てることで“稼ぐ時間”が生まれる
いま注目されてるのは、「持たない暮らし × 副業効率化」という文脈。たとえば…
- 不要な物を処分したら、作業スペースが広くなった
- スマホの中身を整理したら、情報探す時間が激減した
- 生活コストを見直したら、副業に使えるお金が増えた
このあたり、副業やフリーランスに足を踏み入れた人にはけっこう刺さる。
実際、自分もフリーランス1年目の頃は、モノが多い部屋でいつも落ち着かなかった。「机の上が片付いてないから今日は無理」とか「ノートどこやったっけ?」とか、言い訳の材料が部屋中に転がってた。でも、思い切ってモノを半分まで減らしてみたら、“やる前の準備”にかかる時間がごっそり消えた。
モノを減らすと、「今この瞬間に集中する力」が上がる。ちょっと宗教っぽく聞こえるかもしれないけど、ガチで副業に効く。
あと地味に効くのが「選ぶ時間」が減ること。服・食器・ガジェット……毎回迷ってた時間がなくなって、その分、noteの記事1本でも書けるようになる。積み重ねれば、月に数千〜数万円の差になる感覚。
物を減らすことは、意思決定の“筋トレ”になる
片付けの本質って、けっきょく「残すか捨てるかの判断」。つまり、“決める”の連続。
- これはまだ使える?
- 今後必要?
- 持ってる理由って何?
- 「いつか使う」は本当か?
──何百回も小さな決断を繰り返す。それが、日々の「決める力」を鍛えてくれる。
副業やフリーランスって、誰かが「これやって」と言ってくれる世界じゃない。「何をするか」「いつやるか」「どこまでやるか」全部、自分で決めないといけない。つまり、「判断力=稼ぐ力」に直結する。
その軸を作るために、捨て活は効く。物を捨てるって、「本当に大事なものを見極める訓練」になるから。
なぜ“捨てる”ブームは周期的にやってくるのか?
正直、捨て活って定期的にブームになる。「ミニマリスト元年」とか言われて流行ったかと思えば、また静かになって、数年後に「捨て活再燃!」。
たぶん、これは「人間って基本、物を溜める生き物」だから。
自分もそう。なにかに取り憑かれたように毎日捨ててた時期があったけど、半年すればまた物は増えてた。結局、「捨てる」は定期メンテ。靴を磨く、風呂を掃除するのと同じ。
でも、世の中には「捨てられない人」も本当に多い。そして今ではその現実がエンタメ化してる。汚部屋の片付けビフォーアフター動画、見たことある人も多いんじゃないかな。
「捨てられる人=整ってる人」という文脈ができると、またブームがくる。捨て活って、ブームというより“文化”に近づいてるのかもしれない。
独学で迷うなら、プロの講座もあり
とはいえ、片付けってなかなか続かないし、自己流で頑張ってもリバウンドする。そんなとき、ストアカで見つけた「整理収納アドバイザー講座」がけっこう良かった。
- 時間単位で学べる
- オンライン対応あり
- プロがやってるから地に足ついてる内容が多い

結論:「片付け」って、人生のOS再起動
なんか最近うまくいかない、時間がない、気持ちに余裕がない……そんなときって、だいたい周りにモノが多すぎる。
全部捨てろとは言わないけど、まずは1日1つ、“いらないもの”を手放してみるのがおすすめ。